週末,実家近くで職場の飲み会があったので久しぶりに実家泊。
翌朝パンを焼いている親父がいきなり「ビデオをDVDに録画できる?」
近所のTSUTAYAで旧作VHSの大放出セール(1本100円!)をやっていて,
「借りるより買う方が安いってどないやねん」とたくさん買い込んだとか。
中古レコ屋でDIGGIN’するDJみたいだね(笑)
懐かしのVHSデッキを引っ張りだしてDVDレコーダーと接続。
ダビング1本目はコレ。
『ダメージ』(1992・英仏)
『死刑台のエレベーター』のルイ・マル監督作。
政府の要職にある男(ジェレミー・アイアンズ)が息子の婚約者(ジュリエッタ・ビノシュ)の妖しい魅力に惹かれ激しく愛し合い,そして当然のごとく堕ちていくストーリー。
爽やかに晴れ上がった土曜の朝8時から親父おふくろと観る映画ではないと思いますが。
『死刑台…』のジャンヌ・モローもそうだけど,ルイ・マルが描く女性の「気怠さを漂わせたクール・ビューティ」大好きです。
初めて抱き合うシーンで全く言葉を交わさないところが深い。
観終わった後おふくろがぽつり。
「好きになったら仕方ないもんね」
同感です。

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