毎年,世界各地のファッションショーで話題となる,建築とモードの融合=建築家とファッションデザイナーのコラボレーション。非日常的な祝祭として奇抜なデザインが多く見受けられるなか,昨年ミラノコレクションでのPRADAの舞台がとても素晴らしかったので,紹介します。
デザインは,レム・コールハースが主宰するOMA(Office for Metroporitan Architecture)。
2階建てのキャットウォーク。オープンな鉄骨構造と5m間隔のパーテーションが家の中の家にいるような感覚。聴衆のための「客室」を演出しています。広大なコンクリートアーチによる拡張,細部に視線を転じればミラノスタイルの手すり。まさに神は細部に宿る・・・
個人的にはサウンドブランディングとしてmama!milkの生演奏が似合うのではと思います。そんなオーセンティックかつ耽美的な雰囲気。
the prada catwalk for the fall/winter 2011 collection by OMA at the prada fondazione, milan