faire un mariage

faire un mariage

友人が日記で「結婚観」について触れていました。
この機会に「結婚」そのものに対する僕の考えを少し記してみようと思います。

※結婚についての一考察。

以前,友人達と飲んでいた時,何かの弾みで結婚の話題になって,熱く激論を交わしたことがあります。
既婚者・未婚者に関わらず肯定的な意見が多かったのだけれど,「制度としての結婚」には批判が挙がった。
そのときの最終結論をひとことで言うと,「結婚とは,性の共産主義である」(過激ですねー)

20世紀は,経済上の社会主義・共産主義の隆盛と終焉の世紀であった。
21世紀はきっと,「性(広義では男女関係・人と人との絆)の共産主義」である結婚制度・家族制度は崩壊するのではないか?

ちょうど世紀が変わる頃,フランスでは結婚に代わる新しい制度である「PACS法」と呼ばれる法案が審議されていました。
「PACS」とは,フランス語で「連帯市民契約」の頭文字。
結婚と異なるのは,
・異性間だけでなく同性カップルも認められる。
・別れる際は一方的な通知のみでよい。相手の同意や裁判は必要ない。
同じなのは,
・税制上の優遇措置。
・子供の戸籍上の立場。婚外子にはならない。 

保守層には強硬な反対意見(倫理に反する,家族は国家の基盤であるなど)があったようです。
でも,既に産まれる子供の4割が結婚以外,というお国柄だけに,必要に迫られた制度なのかも知れません。

法律とか制度とか税制とか戸籍とか,そしてもっと言えば性別なんてものにも左右されずに,「この世界で出会ったふたり」として自由でいられたら,と思うのですが。(キザ?)

ミルト・ジャクソン『I’m Not So Sure』を聴きながら・・・
やっぴーでした。


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