Tango, or Not Tango

Tango, or Not Tango

相変わらずの激務。でもオフィシャルが充実している時の方がプライベートをより楽しめる気がする。時間の経過が速過ぎるのはびっくりだけれど・・・

夕方早めに職場を飛び出し,バンドネオン奏者小松亮太のライブへ。
大井貴司(ヴィブラフォン)スーパートリオ@パラゴン以来1ヶ月ぶりの生ライブ。
今回のツアータイトル『タンゴ,或いは反タンゴ』
パーソネルは小松亮太(バンドネオン),レオナルド・ブラボ(ギター),喜多直毅(ヴァイオリン),西嶋徹(コントラバス)のカルテット。
ピアノレスのバンド構成は小松氏自身初めてとのこと。そしてこの夜は全国ツアーの初日。
・・・「新しい音」を聴ける匂いが漂っている。

プログラムはこんな感じ。
【前半】
・ノスタルヒコ
・オブリビオン
・場末の苦悩
・リベルタンゴ
・澄んだ空
・恋人もなく
・私達はあんなに若かった
・ラ・カランドリア
・Untitled(オリジナル曲)
【後半】
・私の隠れ家
・わが愛のミロンガ
・メドレー
・ボルデル1900
・ナイトクラブ1960
・シータ
・コラール
・アディオス・ノニーノ
【アンコール】
・ラ・クンパルシータ

後半アストラ・ピアソラ続きでこれでもか!と攻めてくるあたりが自分好みです(笑)
各奏者に対する超個人的感想・・・バンドネオン=「流麗」,ギター=「超絶」,コントラバス=「寡黙」,そしてヴァイオリン=「狂気」(!)
アルゼンチン出身の超絶ギタリスト,レオナルド・ブラボ氏のソロ「澄んだ空」がまさにブラボー!
そしてピアソラが師匠の奥さんのために書いた「シータ」で魅せた4人のダイナミックな融合は鳥肌モノでした。
バンドネオンは楽器の構造的に「息づいている」というか,人間の発声と同じ原理で音が出ているところに「官能」を感じます。


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