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死刑台のエレベーター

ルイ・マル監督『死刑台のエレベーター』(1957年・仏)がニュープリント版で復活。
10/9から順次全国公開されます。


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ルイ・マル監督デビュー作。これを自己資金により弱冠25歳で撮ったとは驚愕です。
やりたいことをやるのに早すぎることはない。
本作はジャズの帝王マイルス・デイビスが初めて音楽映画を手掛けたことでも有名。マイルスはフィルムのラッシュを観ながら即興で演奏・録音したそうです。
主演のジャンヌ・モローは最近のインタビューでこう語っています。
「撮影現場でマイルスに会ったのは一度だけです。それは録音の夜でした。夜11時に始まり、朝4時に終了したんです。そこで私がしたのは飲み物を作って出すことだけでした」
ジャンヌは女優生活62周年を迎える今も舞台に立ち続けています。まさにフランスの宝。
ルイ・マルは晩年の『ダメージ』でもファム・ファタールに翻弄される男を描いていました。僕もジャンヌ・モローに「ジュテーム ジュタドワ~」と電話で囁かれてみたい…吉瀬美智子でも可。

なお,『死刑台のエレベーター』ニュープリント版公開に合わせ,ルイ・マルの他作品8作も連続上映されます。

恋人たち(1958年)

地下鉄のザジ(1960年)

鬼火(1963年)

好奇心(1971年)

ルシアンの青春(1973年)

ブラック・ムーン(1975年)

さよなら子供たち(1987年)

五月のミル(1989年)

リメイク版『死刑台のエレベーター』も公開。
ジャンヌ・モロー演じたフロランス役は吉瀬美智子。ふむふむ。


Louis Malle / DAMAGE

damage

週末,実家近くで職場の飲み会があったので久しぶりに実家泊。
翌朝パンを焼いている親父がいきなり「ビデオをDVDに録画できる?」
近所のTSUTAYAで旧作VHSの大放出セール(1本100円!)をやっていて,
「借りるより買う方が安いってどないやねん」とたくさん買い込んだとか。
中古レコ屋でDIGGIN’するDJみたいだね(笑)
懐かしのVHSデッキを引っ張りだしてDVDレコーダーと接続。
ダビング1本目はコレ。

『ダメージ』(1992・英仏)

 『死刑台のエレベーター』のルイ・マル監督作。
政府の要職にある男(ジェレミー・アイアンズ)が息子の婚約者(ジュリエッタ・ビノシュ)の妖しい魅力に惹かれ激しく愛し合い,そして当然のごとく堕ちていくストーリー。

爽やかに晴れ上がった土曜の朝8時から親父おふくろと観る映画ではないと思いますが。
『死刑台…』のジャンヌ・モローもそうだけど,ルイ・マルが描く女性の「気怠さを漂わせたクール・ビューティ」大好きです。
初めて抱き合うシーンで全く言葉を交わさないところが深い。

観終わった後おふくろがぽつり。
「好きになったら仕方ないもんね」
同感です。


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